
生成AIについて
生成AIの進化がすごいですね。
先日、X社がGrok3というモデルを無料で公開しましたが、ChatGPT、Geminiなど、他の会社も追随して、様々な機能が無料提供されるようになっています。
ついこないだは、DeepSeekが話題を独占していましたが、あっという間にGrokに話題が切り替わり、生成AI界は、大戦国時代の様相です。
生成AIが出てきてから、約2年ちょっと。進化が早すぎて、ぜんぜん追いつけないですが、大学生の間では、就活や卒論に生成AIを使用することが当たり前になり、普段の学習でも、わからないところを確認するなど、正しくない情報が出てくることも受け入れたうえで、便利に利用しているようです。
Grok3で推論モデルが無料公開されたので、いくつか、非上場の会社について調べてみました。
非上場の会社なので、IR情報などは出ていないのですが、親会社の規模、売り上げ、社員数の比較などから、その会社の情報を推察し、正しいと思われる情報を、根拠と共に出力してくれます。
その結果が、概ね正しく推察されていることに驚愕しました。
マイクロソフトのCopilotが、ExcelやWordでも使えるようになり、文章のチェックなどもできるようになりましたが、こちらはまだ、人が確認した方が正確で、表記の揺れなどがあっても、正しい文章で記載されています。と答えてきますし、わざと間違えても気づかなかったり、間違いを正しく修正してください。と依頼しても出来ない。など、機能も限定されており、まだまだ思い通りには動いてくれない印象です。
画像生成では、思い通りの画像を生成することは難しいかもしれませんが、それなりのクオリティの画像は簡単に生成できるようになっています。

Grokで、図書館でおはなし会を開催している様子を生成してみました。
はじめは、人が多国籍であったり、椅子に座っていたりと、思ったものは出てきませんが、人を日本人にする。床に座っている。参加者は小学生以下の児童、など、条件を追加していくと、上記のような画像が出来上がりました。

窓の外の風景を、春夏秋冬、四季の状態で4枚の画像を生成してほしい。と依頼すると、1枚の画像で、桜、新緑、紅葉などが混在した画像が出てきました。
指示によっては、こういった意味の分からないものも出てきます。
遊びで使うのは面白いですが、仕事で使うとなると、使い方を吟味する必要もありますし、入力した情報は生成AIの学習に使われることもあり、情報流出等には注意し、機密情報は入力しない。など、の注意は必要です。
ですが、これからの時代、これまでの検索を大きく凌駕する生成AIとの共存は、避けては通れず、仕事に、プライベートに、便利に活用していければと思います。