アレキサンダー・ウィリアム・ウィリアムソン伝
伊藤博文、井上馨など後に日本の近代化に貢献した“長州ファイブ”と言われる幕末の日本の若者を受け入れ、彼らの学びを支えた英国の化学者アレキサンダー・ウィリアム・ウィリアムソンの生涯を描いた評伝です。
ウィリアムソン教授は、多様な文化を調和させて文明を発展させる「異質の調和」を教育の理念とし、日本の鎖国政策後の若き日本人留学生たちを家族のように迎え入れ、彼らに化学をはじめ学んできた知識や学問、現地生活を教えました。
ウィリアムソン夫妻との異国での交流や、日英両国の調和を伝える一冊となっており色々と気付きのある1冊です。