こけし作り
最近、趣味で始めたこけし作りが少しずつ形になってきました。週末には、仲間たちと集まってお互いの作品を見せ合ったり、制作過程や新しい技法について情報を共有したりしています。こけし作りは、集中できるひとときであり、楽しみの一つでもあります。
そんな中で、自然と自分のこけし作りに対して少し手応えを感じるようになってきました。新しいデザインにも挑戦してみたり、細かい部分までこだわってみたりと、自分なりの工夫を重ねることが楽しくなってきたのです。しかし、ある日、地元のこけし職人の展示会でプロの職人さんと出会い、私の作ったこけしを見てもらう機会がありました。
その職人さんから、「少しここを変えたらさらに良くなるよ」というアドバイスをいただきました。予想していなかった指摘に少し驚きましたが、その意見を真摯に受け止め、自分の作り方を見直すことにしました。具体的には、こけしの形状やバランス、木材の選び方や仕上げの方法など、細部にわたるアプローチを変えることにしました。
新しい技術を取り入れる作業は決して簡単ではありませんでしたが、少しずつ試行錯誤を重ねていくうちに、自分の作品に新しい息吹が感じられるようになりました。以前よりも精巧でバランスの取れた作品ができるようになり、改めて自分の中に伸びしろがあることを実感しました。
この経験を通じて、こけし作りにはまだまだ学ぶべきことが多いと感じています。これからも新しい技術や視点を取り入れながら、より良いこけし作りに挑戦していきたいと思います。趣味のこけし作りが、日々の中で成長を感じられる大切な時間となりました。仲間たちと情報を共有しながら、これからも作品作りを楽しんでいきたいと思ったところで今朝は目が覚めました。