AIの功罪について
みなさん、生成AIはどれぐらい使ってますか?
私は業務以外でも、日々の夕食メニューのレシピや、旅行の行程、怪我や体の不調についての相談など、検索じゃなくAIで調べることが日常になっています。
ここ最近、情報漏洩のニュースが多く、生成AIの功罪についていろいろと考えてしまいます。
いま世界中で起こっている、情報漏洩事件や、企業に対する攻撃は、ほとんどすべて、AIでの解析が使用されているようです。
これまで、システムの脆弱性に対する対応は、優秀と言われる人間が、高給をもらいながら、日々改善を重ねていました。
それが、生成AIが出てきてから、人間が見つけられなかった脆弱性を、数万件単位でAIが見つけてしまった。というニュースは有名なので、皆さんご存知だと思います。
これはAIの「功」の部分で、脆弱性の改善に、一定の成果は上げていると思います。
AIが脆弱性を見つけられる、ということは、悪意を持った利用者が使用することで、その脆弱性を利用した攻撃が出来る。ということです。
これが、AIの「罪」に当たると思います。
「罪」ではありますが、これを止めることは誰にもできません。
ですが、各企業やシステムで、対策することは出来ます。
先日、欧州で、パスワードが「123456」に設定されていたアカウントを経由して、数十万件の情報漏洩が起こったというニュースがありました。
いくらAIが進化し、脆弱性や攻撃の方法が簡単に見つかるようになったと言っても、実際に「攻撃する」「情報を抜き出す」といった判断を下すのは、人間です。
攻撃者は、特別な目的が無い限り、「狙いやすいところから攻撃する」というのが定石です。
=めんどくさいところは狙われにくい(攻撃を仕掛けても、初期段階で弾かれたらあきらめる)ということです。
・パスワードを複雑な文字列に設定する
・パスワードの使いまわしをしない
・二段階認証を設定する
・不必要な情報は出来るだけ保持せず、随時破棄する
・PCやソフト、アプリのアップデートを随時適用する
など、基本的なことを的確に実施するだけで、攻撃を受ける確率は劇的に減るようです。
改めて、基本的なことの大切さを再認識するとともに、個人で使用しているアカウント関係についても、再考しようと思います。